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NX120 製品紹介

19インチロッカーへの搭載率を100%にするサーバ
■搭載率100%を阻害する3つの壁をクリア
 
19インチラックへの全てにサーバを搭載するためには、@大きさの壁、A電力(発熱)の壁、B重量(耐床荷重)の壁といった3つの壁が存在します。
@.大きさの壁
 サーバ本体の大きさにより、効率良く19インチロッカーに収めることができない場合があります。しかし、最近ではブレードサーバの登場により、CPUモジュールの集積率を高くすることで、この問題は解決されつつあります。
A.電力(発熱)の壁
 ブレードサーバの様な、CPUモジュールの集積率を高くしたサーバにより、ラックスペースを集約することが可能になった反面、サーバ本体の消費電力が増加したことから、供給電力を超えた機器の設置ができず多くのスペースが使えない状態にあります。
B.重さの壁
 IDCの床耐荷重は、数値の大きいところで500kg/uであり、既存のオフィスビルを改良したIDCは350kg/uが一般的な値です。電力問題よりも、サーバをはじめとする機器の重量オーバーが原因で、19インチロッカーの空きスペースが解消できないケースが見られます。
 NX120では、19インチラック(40U)への全てにサーバを搭載するために、1U当たりの消費電力や形状や重量を初めに設定。その値を最優先にしたサーバの設計・開発を行うことによって、19インチラックへのサーバ実装率を最大限にすることを可能にしました。
 具体的には、床耐荷重が350kg/uの場合、40Uのラック自身の重量が100kg〜150kg程度とすると、約200kgがサーバの全重量となり、全てのスペースにサーバを搭載する場合、1U当たり5Kg以下がサーバ1台の重量となります。また、電源供給が4KVAとすると1U当たりの消費電力は100Wとなります。
 これらの重量や消費電力を達成するために、重量ではサーバ自身の軽量化のため、オールアルミ素材を採用。アルミ素材の強度不足を解消するため、建築構造として用いられる耐力壁構造の考えを取り入れ強度不足を解消。また、消費電力は組込コンピュータで培ってきたノウハウを適応して低消費電力を実現しました。
■高信頼性と長寿命
 産業用の組込みコンピュータ仕様で開発しており、MTBF値10万Hを超える設計仕様と部品を採用。一般的なサーバは3〜5年で寿命が来ますが、NX120はより長く動作する事が可能で短期間での製品交換が不要となります。
 また、耐熱性が高く、マザーボートは40℃でも動作可能。そのため、空調の温度設定を高めに設定することができ、NX120の消費電力削減以上に、コンピュータ室の空調に関わる電力消費を大幅に削減可能です。
■システム管理・運用管理
 システム管理者がサーバをリモートで管理・制御できるインテル・アクティブ・マネジメント・テクノロジー(Intel Active Management Technology)に対応したシステム運用管理用ツールとの連携により、リモートからの電源ON/OFF、情報収集、ソフト配布など、システム管理業務の改善が図れます。
 また、サーバの死活監視を行うウォッチ・ドッグ・タイマ(Watchdog Timer)を設定(1秒〜255分)することにより、システムエラー時のフリーズした状態から自動的にリセット処理を行いサーバを再起動させる運用も可能です。
■フロントインターフェイスによる利便性の向上
 ネットワークインターフェイスを始めとする全てのインターフェイスやスイッチを前面に配置。ネットワーク機器とのケーブル接続や配線が容易に行えるなど、システム運用時の利便性に優れています。
  <前面>
@空気吸入口
Aキーボード・マウスネクタ
BVGAコネクタ
CLANコネクタ(RJ45)
DLINE OUT
EPOWER SW
FRESET SW
GPOWER LED
HHDDアクセス LED
ICFカードスロット
J主電源SW
K電源コードアダプタ
LDVI-Dコネクタ
MCOMポート
NUSBコネクタ
OMIKE IN
PLINE OUT
QHDD LED
R2.5" HDD/SSDベイ
SHDD ロック
  <背面>
21空気排出口
22冷却用ファン
■オープンシステムを採用
 IA(インテル アーキテクチャ)を採用しており、様々なOS、流通アプリケーションや周辺機器、及びお客様のアプリケーション資産を継続して利用することが可能です。なお、当社で動作の確認をしているOSは、以下の通りです。※2
 ・Linux系
  RedHat 9、CentOS 5.2/5.3、Ubnntu 8.x/9.x、Debian 5.x
 ・Windows系
  Windows Server2003/2008、WindowsXP/Vista/7

 ※2.OSの全機能を保証するものではではありません。

製品仕様
製品カタログ(PDFファイル)

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